Lステップは、LINE公式アカウントの機能を拡張したツールであり、LINE公式アカウントに特化した配信スタンドです。Lステップには、「シナリオ配信」「リマインダ配信」「セグメント配信」「回答フォーム」「流入経路」など、LINE公式アカウントにはない多数の機能があります。これにより、より効果的なマーケティングが可能となり、友だちに効果的にアプローチできることが特徴です。
なお、LステップとLINE公式アカウントは別物であることに注意してください。Lステップは、LINE公式アカウントと一緒に使うことで、店舗や企業などがお客様とコミュニケーションを取るためのツールであり、LINE公式アカウントにプラスαの多くの機能をもたらしたものです。一方、LINE公式アカウントは、私たちが日常使っているLINEで、店舗や企業などがお客様とコミュニケーションを取るためのツールです。
Lステップはこんな方におすすめです!
顧客と継続的に良好な関係を築きたい。
見込み客の育成を自動化させたい。
配信をいちいち手動でやるのが大変。
結果の出る効果的な配信をしたい。
LINEで顧客管理をしたい。
既存客のリピートアップに使いたい。
SNSで集客をやりたい。
媒体の流入経路の分析をやりたい。
Lステップの代表的な機能
Lステップにはたくさんの機能がありますが、
ここではよく使う代表的な機能をご紹介します。
シナリオ(ステップ)配信
「ステップ配信」とは、あらかじめ登録しておいた複数のメッセージテンプレートを、決められたタイミングで順番に自動配信する機能です。2021年からLINE公式アカウントでもこの機能が装備されましたが、LステップとLINE公式アカウントのステップ配信では性能面で大きな違いがあります。Lステップはより質の高い配信を希望する場合におすすめで、LINE公式アカウントと比べて以下のような特徴があります。
- シナリオの分岐への柔軟性
- 配信時間への柔軟性
LINE公式アカウントでは、分岐はシナリオ開始時のみ、配信時間は最短でも1日間隔、配信時間は最短1時間の範囲でのみ設定できます。一方、Lステップなら、シナリオの途中でも別のシナリオに分岐することができ、2時間後に設定したり、7日目の19時に配信するなど、細かい配信時間の設定が可能です。また、Lステップではシナリオの途中で「タグ付け」や「リッチメニュー」の変更といったメッセージ以外の設定も組み込めます。
セグメント配信
Lステップのセグメント配信は、LINE公式アカウントよりもさらに細かく、友だちが1人でも属性を絞り込み、配信が可能です。また、「みなし属性」ではなく、友だちのアクションによって得たデータを分析し、より正確な配信を行えます。年齢や性別はもちろんのこと、
・Twitterから登録した人
・商品を購入した人
・アンケートに答えた人
・動画を視聴した人
など、細かい条件でセグメントができます。
例えば、美容院を経営している場合、Lステップを使って「シャンプーの購入履歴のある30代女性」に対してクーポンを発行することができます。これがLINE公式アカウントでは、「30代女性」かつ「ターゲットリーチ数が100名以上いる場合」にしか配信できません。
Lステップのセグメント配信では、届けたい友だちのみに配信できるため、ブロック率低下や反応率アップ、コスト削減が期待できます。
顧客管理
Lステップを導入すると、友だち追加された経路やLINE上での行動データ、LINE登録名などのデータが、自動で友だち情報欄に紐づいたり、それらの情報を手動で追加・編集したりすることができます。
顧客管理だけでも専用ツールなどがありますが、Lステップを使うことで、友だち(顧客)の管理と配信を同じツールで行うことができるため、とても便利です。
また、ツールが別々だとそれぞれの費用や学習コストがかかりますし、複数人のスタッフで運用する場合には、人数分のコストもかかる場合もあります。
Lステップでまとめて管理することにより、学習コストや各ツールの顧客データを同期する手間など、多くのコストを削減できるメリットがあります。
Lステップで顧客管理をする8つのメリット
1)LINE登録名とアイコンが自動で表示される
2)名前の変更やブロックができる
3)担当スタッフへ振り分けができる
4)友だちに個別メモを残せる
5)友だちの行動履歴がわかる
6)回答フォームの内容を自動で友だち毎に反映できる
7)タグを活用してセグメント配信ができる
8)CSVファイルで顧客情報を一括変更できる
自動応答機能
友だちが入力したキーワードに自動応答メッセージで対応することができます。
▶営業時間 ➡ 営業時間は9時〜17時です。
▶予約 ➡ 以下HPよりオンライン予約が可能です。
▶定休日 ➡ 毎週日曜日です。
このように、指定したキーワードに反応し、メッセージなどを送信してくれます。
ちなみに、LINE公式アカウントにも自動応答機能はありますが、チャットモードをBot(自動応答)モードに切り替える必要があり、設定中は個別トークができません。
一方、Lステップなら自動応答と1対1の個別トークを同時に利用できます。
Lステップの自動応答機能の5つのメリット
1)時間コストを削減できる
2)通数を消費しない
3)検索窓として役立つ
4)絞り込み・反応条件が設定できる
5)反応時のアクションが設定できる
LINE/Lステップの導入についてご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
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Lステップを運用される場合は、弊社ツールの利用料に加え、LINE公式アカウント(旧:LINE@)へのお申込みが別途必要となります。また新規アカウントを開設しての運用ではなく、すでにフォローがいる既存のLINE公式アカウントにツールを組み込む場合、注意事項がございますので、必ず導入時の注意事項をご確認ください。